仕事が情熱に 正直・母を大事にすることの大切さ |
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マレーシアの首都、クアラルンプールのセントラルマーケットに4月26日に行ったときのことです。モールの中の一角で、マレーシアの国花をグラスにして販売している出店がありました。その店で、お客様に一生懸命説明している男性がいました。その眼差しは一生懸命で輝いていて、そして何より情熱的でした。興味のなさそうなお客様も、彼のまっすぐな姿勢に耳を傾こうとしつつあるのが、毎回目に見えました。出店でありがちな、少しでもぼったくろう、といったものではなく、その物のよさ、誰がどのように喜んでもらえるのかをわかってもらおうとしていました。 この人の話を聞きたい!!直感です。でも、本当に何かを感じました。 インタビューをお願いすると、快くを引き受けてくれました。彼はヒマラヤから勉強でマレーシアに来ている大学生でした。大学では経済を勉強しているそうです。話を聞くにつれて、彼の情熱は、自分のためでなく、誰かのため、そんな想いからきているものでした。お母さんを大事にしてくれ、と何回も話の中で言われました。インタビューが終わって、彼に少しでも協力したくて、ネックレスを1つ購入しました。彼は「誰ようだい?」僕は「自分用だよ」と答えると、「お母さんに1つかって欲しい。僕が選ぶから。」と、I love you. の意味があるグラスを選んでくれました。ホテルに戻って、思わず母にそのグラスの写メと感謝の言葉をメールしちゃいました。 以下がインタビューですが、うまく彼の思いが伝われば嬉しいです。 |
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Q:あなたの情熱は このマレーシアのセントラルマーケットで、ハンドメードのグラスを売ること。 そして、将来この手作りのグラスをビジネスにしたり、インターネットでの販売等を行い、ビジネスを立ち上げて成功したい。 Q:具体的にしていること 大学のホリデイ期間を利用して、この店で商品を売っている。朝から夜まで働いているが、時間を無駄にしていないから良さを感じている。 |
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Q:情熱との出会い 家が貧しいので始めたバイトだが、ボスが本当にいい人で、売った分が自分の稼ぎになり、家族を少しでも助けて上げれることが情熱になっていった。 手作りグラスを売ることは、仕事以上に情熱に感じれる Q:その情熱でどんな未来をつくりたいか まずは、家族にしっかりお返しをしたい。そして、周りの人を助けてあげれるようになりたい。 ビジネスを始めて、成功を収めたい。この手作りのグラスを広めたい。いいものだから。ただ、お金のために成功ではなく、人を助けるために成功を収めたい。 |
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Q:どんな想いで向き合っているか 大学に通っているが、その学費は非常に高い。親が生計をかなり圧迫されながらも、その学費を払うために一生懸命働いている。ありがたいことだが、自分は本当にそのことが嫌だ。家族の負担が少しでも減らしたくて、ここで休みを利用して仕事をしている。 仕事をする上で、周りの人、お客様に『正直』でいることを心がけている。物の良さを伝えるのも、この手作りグラスがプレゼントされた相手を喜んでもらえるのか伝えたい。自分も相手も幸せになってほしいんだ。 『正直』でいることで、一緒に働いているマレーシア人も自分を信用して仕事を任せてくれている。 大事なのは『正直』でいること。 |
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Q:みんなに伝えたいこと @マインドを使っていい事をして欲しい 動物と人間の違いはマインドがあるかどうか。このマインドを使うことが1番大事。 これを、いい事に使う人もいる。逆に悪いことに使う人もいる。悪いことに使うと、その時は確かに楽しいかもしれない。しかし、最後には物事が必ず悪い方向に進んでしまう。逆に、いい事につかうと、必ず将来成功する。マインドをいい事に使って欲しい。 そうすることで、世の中がもっともっとよくなるから。みんなで世の中を浴して欲しい。 A家族、特に母を大事にして欲しい 自分を育ててくれた家族を大事にして欲しい。特にお母さんを。 母は自分を9ヶ月も自分の中で大事にしてくれて、想像を絶する痛みを感じながら産んでくれた。さらには、自分自身よりも大事に育ててくれている。この慈愛、無償の愛には感謝すべきである。 『母=神』である。神を大事にするように、母を大事にすることが1番の成功だ。形は何でもいい。母を大事にして欲しい |
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将来の人生マップ 2年後 大学を卒業し、ヒマラヤに戻って仕事をする。 4年後 小さなビジネスを始める その後… 成功を収めた後、もっと大きなビジネスを始める より大きな成功を収めて、貧しい人々、病院、孤児や小さい子どもを助けたい。 |
明日死ぬとしたら、今日何をするか 以下のことをみんなに伝えてまわる!!!! ・みんなによく仕事をして! ・お互いに親切にしてくれ! ・お互い助け合ってくれ! ・この世界に正直でいて欲しい ・この世界の誰の心も壊さないで欲しい |